話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解く

話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解く

(ASIN: 4072352179)
アラン ピーズ  ¥ 700
主婦の友社 / 在庫あり。

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こういう決め付けってどうなの?1
図書館でその場で読んだけど、こういのってどうなんでしょう?血液型性格診断と同じ匂いがするのですが・・・
男はこうだ!って言われるから、自分の記憶の中からそういう面だけ思い出して、当たってるかも・・とか納得するみたいな。
それにたとえば、音楽や言葉や芸術の才能は女のほうが男よりあるとあったが、それってどういう「才能」ですか?それを職業にして多人数に認められる「才能」ですか?だったら有名な画家や音楽室に貼ってあるような著名な音楽家や
理路整然と話すような文型学者にだって男性のほうが多いのはなぜでしょうか?なにをもってして会話が得意と言えるのか、どういう基準で〔芸術〕を定義するのかによって変わってくるだと思うのですが。そこを書かないと説得力ないでしょ。一面的ではないと思います。あと途中のページにあった性格診断も〔状況によって違うとは思いましたが〕僕はaが多かったです。そして何でaの数の計算で男は10点加算で女は15点加算なんでしょうか?どちらも同じにしないと。
またたとえば、彼女が病気で苦しんでるときでさえ男は「彼女もベッドに丁度入ってることだしセックスさせてくれないかな」と考えているのだ!!とか書かれてましたが、それあんただけでしょ?こんなこと万人に当てはめんなよって思う。これ以外にもそういうつっこみどころは多いけど、要するに、こういう一方向の価値観で人を見てると、〔女は生物学的に結婚したら家庭に入って子供の世話をするのがいいのに、なんでそれに逆らおうとするんだ〕みたいなステレオタイプにつながってきそうな気がします。男はこうだ、女はこうだって決め付ける原因になるような。
この本の要約4
この本の要約。


ペンシルベニア大学の神経心理学教授のルーベン・グルが休憩中の男女の脳をスキャンして調べたところ、男の脳は全体の7割が活動を停止していた。その一方で、女の脳は9割が活動状態にあった。つまり、女性の脳は常に周囲から情報を取り込み、理解しようとしているのである。

人間の目は他の霊長類と違って白目の部分が多い。これは、黒目(眼球)を盛んに動かし、視線の部分を定めて目の前の相手とコミュニケーションする人間の特性である。また、白目の部分は女性のほうが男性よりやや広い。そのために女性の視野は男性よりやや広い。しかし、男性は女性より眼球が大きいのでより遠くを見える。原始時代、男性が狩猟をしていたときに遠くの獲物を捕らえるのに役立った名残である。

生後10週―6ヶ月の赤ちゃんを対象にした研究で、母親に頻繁に触られていた赤ん坊は、そうでない子よりも風を引く率が圧倒的に低く、吐いたり、下痢をする回数も低かった。同様に、うつ病の女性患者は誰かに抱きしめてもらう回数が多くてその時間が長いほど、回復が早いという研究がある。

女性の皮膚は男性よりも10倍も敏感であるが、一方で男性の皮膚は女性よりも厚い。だから歳をとってもしわになりにくい。特に男性の背中の皮膚は、腹側の皮膚よりも4倍厚い。これは、4足歩行時代に背後からの攻撃に備えていた結果である。

言葉を完全に失ったり、言語障害を引き起こす確率は、男のほうが女よりも3-4倍高く、言語能力が回復する可能性も低い。オンタリオ大学の心理学教授のドリーン・キムラ教授によると、男は脳の左半球だけの損傷で発話障害になるが、女は左右両方の前頭葉に傷がつかないと障害は起こらない。イェール大学の研究によると、言葉を話すとき、男は左脳のみを使うが、女は両方の脳を使って話すことが分かった。

アイオワ州立大学の心理学のカミラ・ベンボウ教授は100万人以上の少年少女の脳をスキャンして空間能力を調べた。その結果、男女差は4歳にしてすでに顕著で、女の子は頭の中でものを見るとき、二次元でとらえるのが得意だが、男の子はそこに奥行きを加えて立体的に見ることができる。

エストロゲンという女性ホルモンは、満足感、幸福感を女性にもたらす。また子育てや家を守るといった行動でも中心的な役割を果たす。気持ちを休める効果もあるので、乱暴で手のつけられない囚人をおとなしくさせるのにも使われる。また、ブロンドの髪の毛はエストロゲンが豊富である。しかし、ブロンド髪の女性が子供を産むと、次第に髪の毛は黒みがかってくる。体内のエストロゲンが減少するからである。第二子、第三子と産むにつれてだんだん黒くなっていく。

ジョージア州立大学のジェームズ・ダブズ教授の研究によれば、企業経営者、スポーツマン、聖職者、囚人などの様々な男性の唾液を採取して調べたところ、分野を問わず、業績の良いものほど、テストステロンが多いことを発見した。一番少なかった職業は牧師であった。女性で成功を収めている人も、やはりテストステロンの量が多かった。ダブズ教授によると、テストステロンが多いと業績がよくなるだけではなく、成功によってテストステロンの分泌が増えるという相乗効果がある。

しかし、テストステロンが高すぎるのも害がある。アメリカのロースクールの学生118名にミネソタ多重人格テストを受けさせ、その後30年間に渡って追跡調査をした。その結果、テストステロンが高くて敵意や攻撃性の高いグループの人は、そうでない人より、30年間に死亡する確率が4倍も高かった。日常的に運動などをしてテストステロンを発散する習慣をつけておいたほうが良い。
ここまで単純化するのは危険?3
差別を超え、男女の性差を認め合うのに役立つ書。本書は
性差を大昔の狩猟時代の役割分担に端を発する遺伝的性質
の違いとしている。そこから現代に当てはめ、問題解決を
図る男、人間関係の構築に腐心する女という其々の長所と
短所を挙げている。

しかし著者自身が認めているようにこれらの分類は日本
では当てはまらないことも多い。例えば決断力に富む男、
優柔不断な女という区分は多くの仕事社会での男の優位性
を示すが、日本の会社組織では曖昧さ有用になることも
多い。日本に限らず社会は絶えず変化しているので本書を
過信してそのまま実生活に当てはめるのは危険だと感じた。

ただし雑学書としては専門知識実例のバランスが取れて
おり、良書だと思う。
レベルの低い遺伝子決定論のタダノリ説1
冒頭の1頁を読んだけで、その低俗さに呆れてしまった。レベルの低い遺伝子決定論を卑近な例を用いて述べているだけで、しかも内容は牽強付会。これで良く本が出せたと思う。

私の身近な例でも、家の中(冷蔵庫の中と言っても良い)を徹底的に整理するのは、むしろ男性に多く、男性より自動車の運転が巧みな女性も多い。日本では、同時に10人の話を聞き分けたのは古来より聖徳太子となっているではないか。それらを、著者はイメージで男性の役割、女性の役割と無理やり分け、古代から伝わる遺伝子で決まるとする。典型的な遺伝子決定論のタダノリ説である。

著者は、次のように言う。

 「決まった状況でどう行動するかという本能は、突きつめれば遺伝子が決めている」

我々の日常生活の中で、これが如何に誤った考え方かは明白であろう。ド−キンスの「生物=遺伝子のビークル」論を曲解すると、こうした誤謬に陥ってしまうのである。冗談本として、面白さのみを追求すべきだったろう。
“男””女”がどういう生き物なのかを知れる1冊。5
人類を分別するには、さまざまな分け方がある。世代別、所属している社会別、性別‥等。この本は、全世界の人を2種類に分ける「男性・女性」という性別の違いによってどのように行動や考え方が異なるかを、大まかに記している。どちらが優れているか否かではなく、どう違うかに焦点をあてて。

 

 日本は約35%、欧米では約半数。・・・これは何を示しているのかというと、離婚率である。人生の一大イベントである結婚をめでたくおこなったにも関わらず、その後あまりにも多くの人が別れてしまうという現実。原因は一概には言えないが、どんな夫婦にも当てはまるのが、気持ちの行き違い。相手のことをちゃんと知っておかないと、とりかえしのつかない展開を引き起こしてしまう。相手のことを知る上で、最も最初にするべきことは異性の特徴を知ること。
 
著者は、男女ともに根本は原始時代から何も変わっていないと言う。狩猟を担当していた男は、遠くへ視線を投げかける・仲間を組織して集団を作る・獲物を獲る技術を磨くといったことを得意としていたのに対し、家族を守る役目だった女は、近辺の状況を観察するための周辺視野を広げる・いくつもの作業を同時にこなす・相手の感情を察するためのコミュニケーション能力を得意としていて、それは何万年経った今でも変わらないと言う。
 
だから、自分が軽々しくできることに対しても相手への配慮が必要になる。地図が読めない女性に対してや、気持ちをなかなか察してくれない男性に対しての配慮。



 また筆者は脳についても詳しく研究しており、「人々の思考や行動を決めるのは、胎児期に作られる脳の配線と、ホルモンの働きである」と述べている。

 これは知らなかったんだけど、人の性が決まるのは父親の23番目の染色体らしい。母親の染色体は全てX型なのだそうだが、父親の23番目の染色体がX型だと女の子Y型だと男の子になるらしい。(参照:http://health.goo.ne.jp/medical/mame/karada /jin048.html)だから、人体や脳はすべて女が出発点となっているのだそうだ。男でも男性ホルモンが足りなくて女の脳のままって人もいるし逆に男性ホルモンが多すぎて女でも男っぽい脳の持ち主はいる。数値でみると、前者は全男性の内の15〜20%、後者は全女性の内の10%があてはまるという。

自分がより男脳か女脳のどちらに近いのか確かめる簡単なテストがあってWeb上にもあったのでUPしときます。(http://iwao-otsuka.com/fm/test/patbr/testbrentv1.pl)
ちなみに、僕が行った結果、1年前は110点であったけど、今回は55点でした笑   
男のほとんどは0〜180点、女は150〜300点の範囲に入るそうです。てことは1年前より男らしくなれたってことですね、脳が。笑



最初に読んだ感想としては、人は育った環境で変わるのではなく、生まれてしばらく経った頃にはどんな人間になるのか決まっているという、何とも大胆で夢のない考えをする人だなぁ〜と思った。一生が予め決められてるといわれて嬉しくはないし、あり得ないと思ったから。それは自分自身が1番分かっている。なまければ相応の痛み・悲しみを味わうが、人より頑張れば喜びや楽しみが待っていることを経験してきた。

けど、2回目に読んで気づいたのは、筆者が本当に伝えたかったのは、思考や行動は決まってしまっても、自分が変わりたいと願えば変われるってことだと思う。

何故、この本を執筆したのか正確な理由は計り知れないが、ただ男女の違いを挙げただけで終わりという訳ではなさそうだ。「男はこんな生き物だよ。女はこんな生き物だよ。それぞれが得意・不得意としていることは分かったね。さあ、君ならどうする?」ってことだと思う。努力したくないという思考が出来上がっていたとしても、変わりたいと切に願えばいくらでも変われるはず。自分の経験として、嫌いな自分に見切りをつけてなりたい自分を探していくのは本当にこれでいいのか?と何度も不安になったけど、変わりたいって思い行動を少しづつ変えていったから、ほんの少しだけど変われたと思う。

だから人間もこんなスピーディーな社会で生き延びられたのだろう。狩猟から農耕へそして文明社会と発展してこれたのは、人間特有の考え、行動してきたからだと思う。




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